那岐山の岩に刻まれた文字(岡山); Mt.Nagi 2015 Sep
修験者の山、那岐山に行ってきました。
前回この山に来たのは2014年の年始で、吹雪に襲われ髪が凍りつきました。今回は霧で真っ白(°_°) まぁこの山の鳥取側が霧深いのはよくあることなので、昼までは岡山側が眺望できただけでもGoodです。
今回はwikiには載っていない那岐山の魅力を含めて紹介していこうと思います。
その魅力というのは、修行中の修験者によって文字が刻まれた岩を探しです。ちなみに私はあと1つ見つけれていませんが(ー ー;)
さて、今回はパートナーを連れての初那岐山だったので、一番人気のCコースで登りました。眺望抜群の大神岩を経由するコースで、登山者も多くて初心者にも安全です。
上下ともジオラインのアンダーにTシャツ短パンといった軽装で、水2ℓとオニギリ、シガーフライを持っていざ登山開始。
登山口からスタートして、自衛隊のトレーニング隊と抜きつ抜かれつ……彼らの装備は20kgはあるそうです( ;´Д`)
名木ノ城跡を辿るルート分岐点、森林組合の看板がある休憩地、湧き水(飲水可)を経て、眺めのいい道にでます。
Cコースは急な斜面を蛇行した道が多く、山登りデビューして浅いパートナーはきつそうだ。でも楽しそうに歩いてるので良しとしよう。
スズメバチから逃げつつ、大神岩に到着。この大神岩には「不動明王」と刻まれています。
探してみてください。※ヒントは左のほう
ここから先は稜線を辿るようなルートが続いてパートナーもホッとしていた様子。
そして8合目の立て札。これを少しすぎたところに次の文字岩があります。ここの文字は「須佐之男命」
これをすぎたあたりからは森林限界になっていて、クマザサに囲まれた道を登る。そしてあっという間に三角点。
自治体が開催する登山大会のゴールはこの三角点のところにある広場ですね。トイレもある草原?です。
2000年過ぎまではこの三角点が頂上となっていたようですが、今はもうひと登りした先が頂上です。
パートナーの初那岐山を祝ったあと、昼食。居合わせたご夫婦にコーヒーをご馳走していただきました(^ ^)ジェットボイル置いてきたので嬉しい。
さて、この山頂と三角点の間に3つの文字岩があります。
「伊弉諾命」「奈義神」「天照大御神」です。
草むらに覆われて足場があるのか不安な場所ですが、天照大御神のところまでは足場があるのでご安心を。
文字岩をみているとパートナーからの呼び声がっ!
なんやなんやと思って道に戻ると、どうやらマムシを発見した模様。のんきにしていて怒られました( ;´Д`)
三角点まで戻って、湧き水ポイントへ。少し鳥取側に降ったところにあり、いざ行ってみるとこんなにきつかったかな…と後悔。
あとはゆっくり下山して、山の駅で休憩。
湯郷か…奥津か…よし奥津温泉にいこう!
どこかに「伊邪那美命」もあるそうですが、私は未発見です。
見つけたら教えてください’`,、(‘∀`) ‘`,、
中国山地全体に言えることですが、ツキノワグマには気をつけてくださいね(^^)
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