大きな桜の木の下で。奥吉野の秘湯、上湯温泉(奈良)
ずっと前から気になっていた温泉宿にいってきました。
パートナーには行き先内緒のミステリートリップ!
目的地は、北方領土を除けば日本一広い奈良県十津川村。
村内にある三つの温泉地のうち、一番奥地にある上湯温泉の一軒宿「神湯荘」です。
夜勤明けのパートナーが仮眠から目覚めるのを待ち、車で出発。大阪市内からの出発時間は13時半。到着したのは夕食予定時間の30分前でした^^;
大阪から上湯温泉までは車で3時間くらいかな?寄り道したので4時間かかったかも。なんせ、奈良県最南端の中でも最南端!
ずっと山道ですが、無事着いてよかったです。
車から降りるなり「おぉ!「秘湯を守る会」の提灯!」 と嬉々する私。秘湯を守る会施設だったのかここは!
ずっと狙ってたわりには、宿についてあまり調べていなかったことが露見’`,、(‘∀`) ‘`,、
上湯温泉にある一軒宿「神湯荘」。宿の温泉は下記の通り。
内湯:男1 女1
露天:男1 女1 混浴2 河原1
ん?河原?って思った方がいるはず。
近くを流れる河原にも神湯荘が管理する露天風呂があったんですが、台風の被害で今は野湯になっています。 半壊した脱衣所があるそうですし、お湯も湧いているので入力は可能です。ただ、もう宿の管理する湯船ではないので入湯は自己責任で。ちなみに混浴です。
神湯荘の混浴露天は、よくある時間借り制の家族風呂ではなくてフリーユーズな感じです。ですが、一応入り口に「入浴中」の札を掛けれるようになっていて、他の方の入浴中は利用しないマナー?ルールになっています。
チェックイン後はさっそく夕食。
川魚の塩焼きや刺身、イノシシのお肉に満足( ^ω^ ) 。 普段は都会で海鮮ばっかり求めていますが、山奥にきたらやっぱり山の幸がいい。部屋食できないのは残念だ。
でも、この日の宿泊客はもう一組だけで、食事中に会話が楽しめました。ご夫婦ではないとのこと。
パートナー「結婚指輪しとったん彼氏さん?だけだった(笑)」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
夫婦旅行ですか?とか聞いてしまって申し訳なすび。
さて、食後は内湯で身体を流して、混浴露天その1に突撃〜。
宿へ至る道を挟んで下側斜面にある湯船です。横は女性用の露天風呂になっています。 入り口の札をひっくり返して入り口の階段を降りる。けっこう急な階段。
夜でも照明が明るい感じでしたね。
そして混浴露天その2。
タイトルにも書いた桜の木の下の露天風呂はここのことです。
夜間照明はガスランプになっているので、宿のwebサイトにはランプの湯というキャッチになっています。
ランプ灯りが綺麗っす。
この湯船の上に見える木はソメイヨシノです。ちょっと時季が過ぎてしまったので、いまは散った直後くらいです。残念。
それでもとてもいい空間なことは間違いないですね。パートナーも気に入ってくれたようです。
1階ロビーにあった自動販売機でハーゲンダッツをゲット。
湧き水かな?フロント前には飲料水が用意してありました。
旅中の夜は長い?ので、一旦部屋に戻って休憩。
和室の客室は広くはないけど綺麗でゆったりできる空間でした。
…ring! ring! ring!
Σ( ̄。 ̄)
外が…明るい!寝てしまったのか……
休憩したあともっかい深夜のお風呂を楽しむはずだったのに!!
ということでバタバタと朝食前に露天風呂に突撃。
幸い早朝だったおかげか、入力中の札にはなってない。
まぁまずはメインディッシュのランプの湯。
あいにく天気がよろしくないですが、逆に早朝でもランプ灯りを楽しめたんじゃないかなと(笑)
朝食まで余裕があったのでランプの湯を出たあとは、もう一つの混浴へ。
朝食後もチェックアウトまで余裕があるので、男女別の露天風呂にいきました。睡眠中以外、ほぼ部屋にいない(笑)
男性用露天は宿の裏側の山の斜面側にあって、脱衣所から湯船までの急な坂がちょっと危険です。
そして、宿の入り口側の車道から丸見え’`,、(‘∀`) ‘`,、
という感じで…神湯荘、すごく気に入りました。
さすが関西圏唯一の秘湯を守る会加入宿といった感じです。
次回は桜の下で花見入湯ができればいいなぁと思います。
この記事を読んで神湯荘に行ってみようと思った方にアドバイス。車でも気軽にいける距離にコンビニ等がないので、夜食の用意はお早めに!宿にはお土産とハーゲンダッツの自販機くらいしかありません(笑
十津川村って東京23区より広いんですね。東京ドーム何個分だろうか …おー! 14,381個分か。大阪ドームなら19,893個分。
広いですねー。ほとんど山ですが。